芸術科
人生を豊かにする感性を身につける
芸術科は、一年次に音楽と美術の2科目どちらかを必ず選択します。生徒一人一人がそれぞれの興味・関心や個性を生かして、芸術と幅広く、かつ、主体的にかかわっていくことを重視します。自分の心に内在する想いを、歌や器楽、作品を通して伸び伸びと表現してみましょう。
自分はどう感じるか、どう表現したいかという、自分の感性をもつことがとても大切です。そのためにも授業を通して、先ずものの見方や考え方が偏らないように、できるだけ多くの視点でものを捉えてみて下さい。その中で自由に想像し、自分を創造していってください。正解、不正解はありません!
授業では、様々な素材と楽器や道具に触れる中で、自分に合った表現を探究していきます。
聴く・観る・感じ取る・考える・表す
日本や諸外国の芸術文化に触れ、音楽を聴いて美しいと感じたり、美術作品や工芸作品、書の美しさに触れたりして、愛着をもつとともに、美しいものやよりよいものを求めて見て下さい。感性とは、心の運動能力のこと。
使わないと衰えますが、日頃から様々な事に心を留めて生活してみれば、そこから豊かな感性が育っていきます。
美しさは、聴く人や観る人の心の中にあるのです。
音楽も美術も力を発揮したいあなたへ
一年次では、クラス全体で取り組む行事に合唱コンクールがあります。音楽選択者も美術選択者も一緒になって準備を進めますが、クラス一丸となって取り組まなければ、成功はあり得ません。
また、文化祭では舞台の装飾、体育祭では応援旗やクラスTシャツの制作など、美術の力を発揮する機会も多くあります。芸術科は音楽と美術のどちらかしか選択できませんが、どちらも好きで迷う人も多いことでしょう。
授業内にできない分野でも、このような行事に合わせて思い切って自分を表現してみて下さい。
選択授業
芸術科が担当するイベント
- 合唱コンクール…クラス全員で取り組みます。課題曲と自由曲を歌い、クラスの団結力を高め、同時に他クラスの素晴らしい歌声を讃える行事です。歌に込められる、自分たちの気持ちを思う存分表現しましょう!