高大連携

高大連携によって高校と大学の教育の接続が計られ、高大7年間を見据えた教育が企画されております。
かつ、受験勉強に縛られない自由な教育を通じて、大学での勉強への適性を養い、専修大学の核となるべき生徒を大学に送り出すことを目標としております。

各種高大連携プログラムについてご紹介致します。

進路選択プログラム

2年生対象

①オープンキャンパスへの参加
オープンキャンパス等の企画に参加し、自分の興味や関心、将来志向を見定めるなど、進路選択に役立ちます。
大学の教室で授業を受けたり、キャンパス内を自由に歩いたり、大学生気分を存分に満喫できます。

②附属フェスティバルの実施
2年生の専修大学希望者全員が生田キャンパスへ行き、各学部、学科の模擬授業を受けたり、本校卒業生である専修大学生から、大学生活について生の声を聞くことができる、本校生徒のための企画です。

3年生対象

①「TOEFL セミナー」の受講
専修大学で開講されている英語セミナーに受講できます。大学生と一緒に授業を受け、英語力のレベルアップを目指します。

②推薦合格者各学部入門講座
専修大学に入学内定した生徒を対象に、大学の先生による、各学部の入門部分の授業が行われます。

全学年

高校文化祭での「進学情報」ブースの解説

教育交流プログラム

1.資格講座等の受講

資格取得の目的が明確な生徒に対しては、資格試験対策講座の受講が認められています。
現在は、平成16年度より、本校生徒が専修大学の司法試験対策講座を受講し、法曹を目指し日々勉学に励んでおります。
大学の施設を利用した法廷模擬裁判も実施されています。

法廷模擬裁判

毎年、専修大学松戸高校と「検察官」、「弁護士」を交代して担当し、弁護士の先生の指導のもと、専修大学神田校舎地下1階にある法廷教室で、模擬裁判が行われました。11月4日(土)に行われた今回は、本校が“弁護士役”、専大松戸高校が“検察官役”で裁判を実施されました。窃盗事件について無罪か有罪かを争いながら両校白熱の弁論を繰り広げ、傍聴人として参加した生徒も、本物の裁判傍聴のような緊張感溢れる雰囲気のもと臨んでいました。来年度以降も恒例行事としてのぞむと共に、高校生が法曹界に興味を持つ機会を設けていきたいです。

2.学部授業の聴講

専修大学に「科目等履修生」(3年希望者)もしくは「高大連携聴講生」(2・3年希望者)として通い、大学生と一緒に授業を受講することができます。令和5年度は、10名の生徒が科目等履修生として、15名の生徒が高大連携聴講生として大学の授業に参加しました。尚、下の写真は令和6年度1月20日(土)に実施された「令和5年度高大連携聴講生修了式」の様子です。

3.教科研修生の派遣

専修大学の教員志望学生を、高校の現場における様々な教育活動に「研修」という形で参加し、教職における適性について推し量られています。研修生による、授業中のサポートは生徒からも好評であり、高校、大学双方共に成果のある研修制度となっております。現在、情報科、数学科、英語科、国語科で導入されています。
また、平成28年度からは、主要科目及びホームルームの授業見学研修も実施されています。

4.部活動交流

平成22年度より、専修大学と本校の「部活動交流」を行なっています。充実した大学の施設を借りての活動や、大学の学生からの専門的なアドバイスも受けられ、ますますクラブ活動が盛んになることでしょう。

保護者に対するプログラム

専修大学見学会の実施

毎年保護者を対象に専修大学の見学会を実施しています。
(写真は専修大学図書館)

 

専修大学の設備の利用

学校行事で大学施設を利用する他、図書館や部活動合宿などで利用が可能です。また、法廷教室をお借りして模擬裁判体験を実施しています。
大学の施設に関しましては専修大学のホームページをご参照下さい。

成績優秀者特待生制度

高校3年間の評定平均値4.5以上の生徒の中から特別に選抜された者に与えられる特権です。それは、大学1・2年在学中に年間の授業料の半額相当分が支給されるという制度です。