家庭科

家庭科の特色

家庭科(家庭基礎)では、現代の家庭生活を取り巻く環境や家庭内の問題解決に目を向け、日々の生活をより良いものにするための知識と技術の習得を目指します。自分の現在、近未来、未来を見据えて『自立、共生、貢献』をテーマに掲げ、授業を組んでいます。

みなさんが主体的に学び考える事ができるようにグループワーク中心で、スムーズに取り組めるよう、学習目標を明確に伝えるよう心がけています。

各回授業で必ずふり返りを行い、用語の知識確認や各自が考えたこと、感じたことなどをまとめます。様々なシミュレーションを行うので、常に『自分』に置き換えて考えてみることや皆と意見を交わす中で多様な立場や考え方に触れることも大切です。人任せにせず、各自の考えを文章化し、表現するよう心がけましょう。

本来は個々で取り組む調理や裁縫も「グループ」で実習する点が家庭科の醍醐味です。教室では見られないクラスメイトの姿を見ることができ、自然と関係が深まります。お互いに発見の連続を楽しみながら、協力し合い、自立して生きる力を培っていきましょう。美味しい料理だけでなく、充実感、達成感を味わえること間違いなしです。

数あるテーマの中でも、生きる上で欠かせない『食事』について重視しています。栄養面にも顧慮して献立を選択することや調理の基本(切り方、味、盛りつけ、手際)にもこだわります。食の文化や作法についても調べ、学び、実習の際の試食もマナーにかなった食べ方を心がけます。

調理や被服領域の実習では、生活の中の科学を体感しながら、知識と技能を身につけていきます。人生の各ステージにおけるお金の動きを体感するカードゲームや結婚から子育てまでのシミュレーションでは、自分ひとりの都合や計画通りに進まない事を調整し、解決すること、自分の意見を主張すると同時に相手を尊重することを考えます。民法学習では、自分らしい人生の選択と異なる価値観を理解し、共生することを考えます。

限られた授業時間内での取り組みはきっかけに過ぎません。日頃からニュースや新聞に目を通して世の中を知ろうとする姿勢や学んだことを実践し、更には自分流にアレンジする行動力に期待しています。人生をよりよく豊かに生き抜く力を養いましょう。