情報科

情報=パソコン操作の授業??

情報の授業をパソコンの授業と考えてしまう人が毎年いますが、正確に言うとそれは正しくありません。この授業では適切な手段で情報発信ができる能力を身につけると共に、情報の真偽や価値を判断できる目を養います。そして、この授業ではパソコンを「道具」として考えます。スポーツで何万円もする練習着を着ていればレギュラーになれますか?何百万円する調理器具を持っていればおいしい料理は作れますか?どんなにいい道具を持っていても知識と経験と努力が無ければ良い「モノ」にはなりません。

この授業ではパソコンを道具として使用する方法を学びながら良い「モノ」を作り、発信できるようにしていきます。パソコンに目がいくことが多いですが、授業で触れるもっと大切な「モノ」を見落とさないように注意してください。

情報の発信者としての力を身につける

1年生の必修科目「情報Ⅰ」では、「情報の発信者として身につけておくべき知識」を学びます。情報を発信するためには、データを発信しやすい形に解析したり、読み取りやすい書式にしたり、画像を挿入したりなどの工夫が必要となります。
「情報Ⅰ」の授業では、これらの点を克服するために主にパソコンを活用した展開を行っています。また、情報を発信するときには様々なルールやマナーが存在します。実技だけではなく、情報を扱うときに必要な知識も実例を踏まえながら学びます。

選択科目

・・・土曜講座では少人数ということもあり、「情報Ⅰ」の授業では使用が困難な機材を利用した作品制作を行っています。この講座では、CD・DVDジャケット、地域CMの制作、卓上カレンダーの作成などを行います。「コンテンツ」とは、人間が観賞するひとまとまりの情報、すなわち、映像や画像、音楽、文章、あるいはそれらの「組み合わせ」を意味します。頭の中で作品の完成を想像し、パソコンを通して形にできように制作に取り組みます。